出版社内容情報
アメリカ同時多発テロ事件について理解するには、「イスラム原理主義」がカギとなる! 中東問題を中心に欧米とイスラム諸国の確執を掘下げて、「イスラム原理主義」について解説する。
目次
第1章 世界が震えた日(2001年9月11日の悪夢;「新しい戦争」が始まった ほか)
第2章 ウサマ・ビンラディンの素顔にせまる(イスラム原理主義過激派「ウサマ・ビンラディン」の素顔;皮肉にもテロリストを育てたのは米国だった ほか)
第3章 なぜイスラム原理主義は生まれたのか?―その歴史的背景にせまる(イスラムの歴史はアラビア半島から始まる;“シオンの丘”―パレスチナを目指して ほか)
第4章 世界各国のテロ対策へのとりくみ(テロリズムは新たな段階に入った;テロの脅威は世界の経済をも揺るがす ほか)
著者等紹介
飯塚正人[イイズカマサト]
1960年神奈川県生まれ。85年東京大学文学部第1類イスラム学科卒、92年同大学大学院博士課程中退。88‐90年在エジプト日本国大使館専門調査員。東京大学助手を経て、現在、東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所助教授
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