目次
花と悲しみ
秋の静寂に
著者等紹介
宮田美乃里[ミヤタミノリ]
1970年11月23日、静岡市生まれ。大学では心理学を専攻する。在学中および卒業後、フラメンコ・ダンサーとしてイベント等に参加。フラメンコ・ダンス講師となるが、病気により現在は休職中
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感想・レビュー
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双海(ふたみ)
7
短歌って言いすぎないようにするのがなかなか難しい。よく言われるけれどやってみると難しい。「愛されてそれでもどこか寂しげな女のように咲く水仙花」・「薄絹の紅のショールを羽織りつつ秋風わたる海を見ている」・「六枚の花びらのうち二枚だけ開きためらふ百合の秘めごと」・「好きなものすべて否定されつづけ私が誰かになった春の日」・「ノート型パソコンも夜ねるときはレースのハンカチかけてあげるの」・「ジャスミンの白き花の香胸ともり君に逢いたし夕闇の庭」・「われ病みて見つめし母のもの云はぬ瞳の奥にせつなさを聴く」2023/05/15
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