内容説明
地球の何処で目覚めても、伊丹公子は全身が詩人だ。アジアで、ヨーロッパで、オセアニアで…。本書は、『カンボジアの壁』以後の詩作品の中から選ばれ、英訳と写真を付した第六詩集。ここにはいつもの、そして新たな詩人の世界が棲んでいる。第六詩集英訳付き。
目次
首長族女人
チューリップと飾り窓
ベルギーの聖母子
ウィーンの夜
ドナウ河沿いの街
カフカの家
黒い聖母
ヴィエン・チャンで会った古仏たち
海の平家村にて
クレタ島
古代壁画
空中修道院にて
客家土楼の壁
永遠は掌に乗るでしょうか花梨の庭
田中一村の赤翡翠
珊瑚と榕樹
SANCTUARYにて
メルボルンの春
著者等紹介
伊丹公子[イタミキミコ]
1925年4月22日、高知市に生まれる。尼崎市民芸術奨励賞、第19回現代俳句協会賞、半どんの会芸術賞を受賞
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