出版社内容情報
意思決定支援を含めた権利擁護、成年後見制度にかかわる理念や考え方、法制度などを網羅的に解説する入門書。成年後見制度のほか、意思決定支援、権利擁護にかかわる法律・しくみ、支援技術やかかわりなどを図と表、イラストでわかりやすく整理した。
内容説明
権利擁護の「現在」を読み解く。考え方、しくみ、課題まで。見てわかる。読んでナットク!意思決定支援と成年後見制度の入門書!!
目次
第1章 人権がまもられるということ
第2章 当事者の意思を尊重するために
第3章 成年後見制度を理解する
第4章 そのほかの人権にかかわる法制度・しくみ
第5章 人権にまつわる現代日本の福祉的課題
第6章 人を支援する際の大切なキーワード
第7章 人権に関連する機関
著者等紹介
岩崎香[イワサキカオリ]
早稲田大学人間科学学術院人間科学部・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hana@笑顔満開のわくわく探索人
3
事例があることで、どんな役割の人が何をしているのか、よくわかりました。「自己決定」と「意思決定」が異なるものだと初めて知り、今まで混同して使っていたことにも気づかされました。「自己決定」は「自分一人で決める」という意味ではないと知り、障害のあるこどもを育てる自分としては、安心しました。2024/03/04
kaz
1
意思決定支援を含む権利擁護や成年後見制度に関する理念、考え方、法制度を網羅的に解説した入門書。構成は「人権の保護(人権が守られることの重要性を説明)」「意思決定支援(当事者の意思を尊重するための支援技術や法制度)」「成年後見制度(成年後見制度の理解を深める)」「法制度としくみ(権利擁護に関わる法律やシステムの解説)」。様々な制度の背景や制度の課題まで、理解しやすい形で紹介されている。 2024/06/10