内容説明
地震・風水害などの後には大量の廃棄物が発生、その処理が適切に行われなければ復旧復興に支障を生じる。阪神・淡路大震災などの事例をもとに、災害時の廃棄物対策について解説する。
目次
第1部 高まる災害リスクと廃棄物問題(地球温暖化に伴う異常気象と災害廃棄物)
第2部 災害廃棄物の発生と処理対応(阪神・淡路大震災における災害廃棄物処理事業;地震災害に伴う廃棄物処理;豪雨災害により発生する廃棄物の処理;阪神・淡路大震災における西宮市の生活系震災廃棄物の処理対応;ハリケーン・カトリーナにおける災害実態と復興)
第3部 災害廃棄物対策と処理計画(災害廃棄物処理計画と処理事業対応;行政の危機管理と災害廃棄物計画;災害廃棄物処理と危機管理;災害廃棄物の最適収集運搬計画;災害廃棄物の処理支援と体制)
資料
著者等紹介
島岡隆行[シマオカタカユキ]
1958年、京都府生まれ。84年、九州大学大学院博士後期課程単位取得退学。現在、九州大学大学院工学研究院教授、附属循環型社会システム工学研究センター長兼務。工学博士。廃棄物最終処分、廃棄物の循環資源化を専門とする
山本耕平[ヤマモトコウヘイ]
1955年、兵庫県生まれ。77年、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。神戸市役所勤務を経て、83年から(株)ダイナックス都市環境研究所代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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