内容説明
「行動問題」が減らない、変わらない…支援計画がたてられない…「行動」のきっかけまではわかったけど…応用行動分析を理解したつもりだったのに、「どうもうまくいかない…」というあなたに第一線の実践者が教える、明日からの支援を変える秘訣!「好みを利用する」「行動問題の生じていない状況を利用する」「選択機会を入れる」「上手に褒める」「先手を打つ」「物理的な環境を変える」「高頻度で行われる行動レパートリーを利用する」「スモールステップ」の8つの視点。
目次
1 行動随伴性とは
2 Case紹介(休み時間に自傷行動を続けるユミちゃん;大声で泣き叫び、おもらしをしてしまうマミさん;授業中に空中文字を書くヒロシくん;叱責や注意が嬉しいカーくん;爪噛みをするハナさん;教室を飛び出してしまうイチロウくん ほか)
3 行動問題とは
著者等紹介
井上雅彦[イノウエマサヒコ]
鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻教授
平澤紀子[ヒラサワノリコ]
岐阜大学大学院教育学研究科教授
小笠原恵[オガサハラケイ]
東京学芸大学教育学部特別支援科学講座教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さおり
15
字が大きくて挿絵も入ってるし、このシリーズの1冊目が割とわかりやすかった印象があったので、保護者に勧められるかもと期待して読んでみましたが。んーーー。この前読んだ「メリットの法則」の方がわかりやすかったなぁ。応用行動分析を正しく理解して、正しく人に伝えるのって、難しいことなんですよね、きっと。何かの本を勧めるんじゃなく、私の言葉で説明できるようになりたい。まだまだ、勉強が必要だ。2013/12/23
みにみに
3
専門家向けですがたくさんの事例が載っていて分かりやすいです。でもABA を親が家庭で分析して計画立てて実践、はちょっと難しいね…。エッセンスだけでも取り入れたいけど。2013/11/16
HG
0
事例が23と豊富で、どれも解りやすく書かれていました。2015/07/28
らら
0
問題点は見えた気がするけど、じゃあどういう支援??と考えた時に、8つの視点が示されているのが、すごくいい。事例もたくさんあるので、具体的なイメージをしながら、自分のできる支援について考えられるのがいい。2018/03/28