内容説明
保健指導にとって最も重要な場面である「面接」、その成否の鍵をにぎるのが「質問力」。「標準的な質問票」に沿って質問力を向上させる具体的なメソッドを紹介。面接における質問の実際を「ロールプレイ」を通して学び、さらに、性格タイプに合わせたアプローチ法を解説する。
目次
序章 これからの保健指導に求められる技術(特定健診・特定保健指導に求められるもの;あなたの保健指導への自信は? ほか)
第1章 質問力を磨く(メタボリックシンドロームの知識を確認してみよう;メタボリックシンドロームの説明法(駅に例える;内臓脂肪と生活習慣) ほか)
第2章 ロールプレイでやってみよう―面接における質問の実際(ロールプレイで面接スキルを磨く;個別面接の進め方(例) ほか)
第3章 性格タイプに合わせたアプローチ法(あなたが苦手とする相談者のタイプ;性格タイプの見分け方 ほか)
第4章 成功事例から学ぶ(運動、食事、ストレスケアによる包括的個別支援;媒体を用いた効果的な個別健康支援 ほか)
著者等紹介
坂根直樹[サカネナオキ]
京都医療センター臨床研究センター予防医学研究室長・医師。自治医科大学医学部卒業。京都府立医科大学付属病院、地域医療を経て臨床経験を積む。神戸大学大学院医学系研究分子疫学(旧衛生学)助手等を経て、2003年より現職
佐野喜子[サノヨシコ]
株式会社ニュートリート代表取締役・管理栄養士。女子栄養大学栄養学部卒業。都内保健所・教育委員会において、管理栄養士として地域保健各分野に関わる。2002年、(有)ニュートリートクリエイティブ設立。2006年、(株)ニュートリートに社名変更(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。