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内容説明
障害を補助する技術(電子情報技術を活用したハイテクノロジーを中心に、サングラスなどのローテクノロジーまで)と、障害に応じた学習環境整備などの技術という2つの合理的な配慮について解説。
目次
第1章 テクノロジーを利用する新しい教育(困難を抱える子どもたち;求められている新しい学校;合理的配慮があれば;発達障害の子どものテクノロジー利用に対する不安)
第2章 さまざまな苦手をカバーするテクノロジー(注意集中を助ける技術;理解を助ける技術;記憶を助ける技術;思考の整理を助ける技術;読みを助ける技術;書くことを助ける技術;計算を助ける技術;コミュニケーションを助ける技術)
著者等紹介
中邑賢龍[ナカムラケンリュウ]
東京大学先端科学技術研究センター特任教授。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期単位取得退学後、香川大学教育学部助手、講師、助教授を経て現職。博士(心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なめこ
2
読み書き計算はできて当たり前、というか、できなきゃ一人前の人間として扱われない昨今の日本。昔はできなくても何かしら仕事はあった。でもブルーカラーから順番に、仕事は機械に取って代わられた。読み書き計算ができない子どもには、親も教師も必死でやらせようとする……。でも大人って日々、手書きで書いてる?暗算してる? という話。頑張ってもできなかったら早々にテクノロジーを利用して、思考力や読解力・文章力を伸ばすほうに切り替えようぜ、という話。当事者ではないけど、この意識は持っておきたい。2020/07/26
カリメロ
0
少し古い本なので、その当時は斬新なアイデアであっても、時代が追いついてしまっている。2014/08/20