内容説明
本書は、手にした読者が、少しでも社会福祉への問いかけを主体的に体験しうるそのきっかけとなることを願って、社会福祉の理念や制度、またその技術についての知識の羅列的な紹介にできるだけとどめないで、どこまでも「方法としての臨床的視点」に立脚するなかで、人間存在と人間の生(Life)の理解を軸に、社会福祉学の固有の視点を人間の「共存と共生」という観点から明確化することをめざしたものである。
目次
1 社会福祉学の基礎(社会福祉の概念;社会福祉の視点;社会福祉援助活動の社会歴史的理解 ほか)
2 社会福祉の現状と課題(社会福祉の供給システム;社会福祉の行・財政について;社会保障と社会福祉の範囲 ほか)
3 社会福祉の展開(わが国の社会福祉制度の改革動向;国際社会福祉の展開;関係的存在としての人間と援助の可能性 ほか)
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