中央大学学術図書<br> プロイセン絶対王政の研究

中央大学学術図書
プロイセン絶対王政の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 309,/高さ 23X16cm
  • 商品コード 9784805741191
  • NDC分類 234.05

目次

序章 西ドイツにおける絶対主義研究の動向
第1部 身分制の研究―18世紀クールマルクを中心に(クライス身分の構成と身分制的諸機関;クライス身分の諸権能;一般国家行政に対する身分の影響)
第2部 身分制と官僚制(身分制と国家形成;フリードリヒ大王期における官僚制の性格の変化)
第3部 軍隊と社会(軍隊と農村社会1―カントン制度を通じて;軍隊と農村社会2―1740年のGravaminaを通じて;軍隊と都市―駐屯軍と駐屯都市の分析;啓蒙の世紀―後進国の近代化を中心に)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中村禎史

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地方レベルにおける行政の状況、及び軍隊という新たな国家機関が旧来の体制に与えた影響について、一次史料の丹念な分析、集積から検討する。 絶対主義とは言うものの、地方の行政、司法などにおいては貴族を中心とした「身分制」と呼ばれる旧来の体制に頼らなければ実行出来なかった実態が先ず描かれる。次にフリードリヒ大王の治世はやはり一つの画期で、官僚任用試験制が定められ、官僚絶対主義が芽生えたことが語られ、最後にプロイセンにおける軍の存在の大きさ、それによる身分制の動揺が語られる。その他多くの示唆に富む大変な名作。2017/06/04

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