目次
1 先行行為に基づく作為義務
2 自己危殆化への関与と不作為犯の成否―ドイツ判例の検討
3 現行犯逮捕をめぐる刑法解釈論の諸問題
4 誤想防衛について
5 正当化事情の錯誤と共犯の成否
6 共謀共同正犯における「共謀の射程」について
7 「組織的権力機構による間接正犯」の理論―ドイツ法の紹介と検討
8 教唆行為の意義
9 教唆犯の故意
10 過失による自殺関与―ドイツの理論状況について
著者等紹介
鈴木彰雄[スズキアキオ]
中央大学法学部教授。1950年生まれ。中央大学法学部卒業後、同大学法学研究科刑事法専攻修士課程修了、同研究科博士課程満期退学。関東学園大学法学部、名城大学大学院法務研究科を経て、2011年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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