内容説明
四福音書の中に登場する20人の女性たちの生き様に光を当てる。男性優位であった当時のイスラエルの社会において、女性が生きていくことは、決して容易なことではなかった。イエスとの出会いによって、差別され、傷つき、悩み苦しむ彼女たちに救いが訪れる。
目次
マリア
エリサベト
女預言者アンナ
ペトロのしゅうとめ
出血症の女
ヤイロの娘
カナンの女
ヤコブとヨハネの母、サロメ
特別な友、マルタ
罪深い女
腰の曲がった婦人
マグダラのマリア
サマリアの女
ナインのやもめ
うるさいやもめ
全部を入れた貧しいやもめ
姦通で捕まった女
遠くから見守っていた婦人たち
神秘の中心にいる二人の婦人
上の部屋の婦人たち
著者等紹介
木鎌安雄[キカマヤスオ]
1932年東京生まれ。上智大学文学部卒業・同大学院西洋文化研究科中退。文学博士。カリタス女子短期大学(英語・キリスト教学)、英知大学文学部(北米文化)・同大学院人文科学研究科(英米宗教思想史)、神戸海星女子学院大学文学部(キリスト教と英文学)、近畿大学文芸学部(キリスト教と英文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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