感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わいほす(noririn_papa)
4
まもなく来日する教皇の言葉のサブテキストとして。著者は私に洗礼を授けてくださった司教であるが、かなりフランシスコ教皇と共鳴する部分が多いようで、思いが熱く語られている。おそらくは「自己中心的な教会は病気である」と保守的なカトリックの改革を実践しようとする教皇に、日本で教会の枠にとらわれず大胆な言葉で広く広報してきたご自分の心のうちを重ね、期待を抱いているのだと思う。だからこそ教皇の言葉の解説に終わらず、自身の考えを交えて「憐れみ」と「愛」について語っている。2019/11/17
paumi
3
教皇ミサのときの物販で買った本。主に現代の閉じた教会への批判、離婚・再婚に対する教義の見直しを促し、そして使徒的勧告に関する内容を掘り下げる内容となっている。閉じられた教会の雰囲気は私もリアルに肌で感じていたので、森氏の批判はもっともだと思う。裁く教会ではなく、歩み寄る教会であることが現代の教会がなすべきことだと感じた。離婚・再婚の件については、その教義の伝統を知らないので何とも言えないし安易に口出しできる立場ではないと私は思った。他にもいろいろ書きたいことがあるが、文字数制限の為ここまでにしようと思う。2021/02/02
Butterfly
2
どの立場にも等しい、新しい疾病に対し、どのように捉え、親として生活していくか。どんな物を残したいと思うか。家が安らぐ場となる事を願う。2020/04/14
urokogumo
2
今秋に来日される教皇さまをより深く理解するのに本書は大変参考になると感じた。これまで著された使徒的勧告や教皇さまのメッセージを通して、主の望む聖性を我々の生活の中で培っていけるようにしていきたい。また、本書を参考に使徒的勧告を再読していきたいと思う。2019/06/19
すい🕊️
1
教皇の言葉をうけて著者の考察が展開されていく一冊。「いつくしみの特別聖年」は、教皇の思いを理解するために「いつくしみ」でなく「あわれみ」と訳すべきだったのでは?というところが印象に残りました。2019/08/14
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