出版社内容情報
スカンディナビア、フィンランド、ソヴェート・ロシアの建築作家論等を収める。
内容説明
ガウディ、シュタイナーなど、ヒューマンで精神的な理念の建築家の発見者、愛と祈りの建築家であり、『建築とヒューマニティ』の著者でもある〈今井兼次〉の建築創造と著述を集大成。
目次
海外に於ける建築界の趨勢
レニン廟の作家をモスコウに訪う
ソヴェート建築進展の断面
北欧の作家ラグナール・オェストベルヒ氏と其の作品
ストックホルム市庁舎回想
近代建築の展望
カール・ミレス訪問記
グンナル・アスプルンド
建築家ブルノ・タウト
エリッヒ・メンデルゾーン氏瞥見記
ハンス・ペールチッヒ氏の作物
女流彫刻家マルレネ・ペールチッヒ
ハーグ平和宮殿懸賞競技当時のオットー・ワグナーを回顧す
エミール・ファーレンカムプ
グロピウス氏訪問記
エルンスト・マイ氏夫妻の肖像に添えて
ウィーデフェルト氏の其の後
ルドルフ・シュタイナーと其の作品探求
『世界観としての建築―ルドルフ・シュタイナー論』