縁起絵・行事絵を読む―中世絵画史料論

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  • サイズ A5判/ページ数 544p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805510797
  • NDC分類 721.024
  • Cコード C3021

内容説明

絵画を歴史として描き出す。日本中世史研究の立場から、中世日本のやまと絵を、過去を知るための史料として豊かな情報を汲み取り、美術史学や国文学とも重なり合う分野横断的な研究の水準を示す。

目次

第一部 絵巻に描かれた場面ともの(松葉を葺く「仮屋」―『春日権現験記絵』巻一第四段―;伊予簾―絵巻と文献にみる―;縫物と鋏―白描物語絵巻と女性性―)
第二部 行事絵―絵画と記録のあわい―(最勝光院御所障子絵の基本史料;名所絵・行事絵としての最勝光院御所障子絵;鹵簿図・行列指図・絵巻―行列図の脈絡―;院政期の行事絵と〈仮名別記〉―『年中行事絵巻』再考;記録に貼り継がれた絵図―『公清公記』所収「車絵図」を中心に)
第三部 掛幅縁起絵を読む(「温泉寺縁起絵」の時空構造―掛幅縁起絵における物語と景観―;「鞍馬寺縁起絵」の絵画史的位置―失われた大作―;「誓願寺縁起絵」の読解に向けて―東山御文庫本『誓願寺縁起』―)

著者等紹介

藤原重雄[フジワラシゲオ]
1971年、神戸市生まれ、町田市で育つ。現在、東京大学史料編纂所教授。日本中世史(文化史、絵画史料論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

8
2025年11月刊。歴史学の立場からの中世絵画史料の論集です。分厚さに身構えながら読み始めましたが、最初の春日権現記絵の松葉葺の話からまず面白い。こんな地味すぎる場面にこんなに豊かな世界が籠められているのか! 内容は高度に専門的ながら、中世絵画の面白さを教えてくれる一冊でした。2025/12/08

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