内容説明
そしてオベリスクは墓となった。「墓」から見る世界。
目次
序章 ―なぜ、インドで墓でオベリスクなのか?
第一章 カルカッタ(1)―十八世紀のオベリスク型墓石
第二章 ローマ(1)―オベリスクと古代都市(前一~後四世紀)
第三章 ローマ(2)―オベリスクの再生と展開(十六~十八世紀)
第四章 ローマ、ロンドン、そして墓―装飾と平面とはりぼてと(十六~十八世紀)
第五章 ヨーク、ロンドン、スーラト―イギリスのオベリスクとインド(十七~十八世紀)
第六章 サーンチー、アーグラー、スーラト―インドの墓廟の伝統からスーラトの西洋人墓地へ(古代~十七世紀)
第七章 リヴォルノ、ボローニャ、パリ―近代的共同墓地の誕生とオベリスク(十八世紀~十九世紀初頭)
第八章 パリ、ハリカルナッソス、ローマ―オベリスクと古代建築幻想(十五~十八世紀)
第九章 カルカッタ(2)―オベリスクと英雄と非業の死
終章 ―再び、なぜインドで墓でオベリスクなのか?
著者等紹介
冨澤かな[トミザワカナ]
東京大学大学院人文社会系研究科宗教学宗教史学専門分野准教授(死生学応用倫理専門分野兼務)。1971年生まれ。2007年東京大学大学院博士課程修了(博士(文学))。専門は宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 私雨 - 内田麻衣子句集