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内容説明
料理とは、生きることに結びついた芸術である!名著『美味礼讃』より3年早く刊行された、食文化哲学の古典。文明にはびこる「美味・珍味崇拝」を痛快に批判し、生きることにとって本当に必要な料理のあり方を問う。現代のスローフードや和食に通ずる、ドイツで200年読み継がれるロングセラーの本邦初訳。
目次
第1巻 料理術の基本概念と動物界からの食材について(料理術について;自然食材の性質について;料理術のはじまりと現状について ほか)
第2巻 植物界からの食材について(穀物、木の実、根菜について;〓(こく)粉について
パンについて ほか)
第3巻 食事について(食事の心得について;単一な食事と多彩な食事について;食事中の心の動きについて ほか)
著者等紹介
中山典夫[ナカヤマノリオ]
1940年生まれ。1971年東京教育大学大学院修士課程修了。1977年ドイツ、フライブルク大学学位修得。専攻はギリシア・ローマ美術史、筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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