出版社内容情報
中央アジアを行く「絹の道」に対して船による海上の道を「陶磁の道」と命名した著者の東西交流史の基本的な名著。
内容説明
東西交流には、中央アジアを行く「絹の道」(シルクロード)に対して船による海上の道があった。著者は、日本・中国からヨーロッパに至る各地の遺跡から発見される中国陶磁片から、文化の伝播を論証すると共に、海上の道を「陶磁の道」と命名する。東西交流史の基本的な名著の復刊。
目次
1 遙かなるエジプトの地の中国陶磁―エジプトにおける中国ファッション
2 東アフリカと東洋の陶磁―中国陶磁研究の新しいフィールド
3 アラビア半島に運ばれた東の商品―アフリカやヨーロッパへの中国陶磁の橋頭堡
4 イスタンブールのトプ・カプ・サライ博物館―中国陶磁の世界的蒐集
5 東地中海沿岸よりメソポタミアへ―中国陶磁との出会い
6 ペルシアにもたらされた東方の陶磁―東西文化の接点と中国陶磁
7 インダス河口の廃港にて―アフガニスタンとパキスタン
8 南海の青磁―インドからスリランカ(セイロン)へ
9 東南アジアの中国陶磁―フィリピンにおける新発見を中心として
10 陶磁の道―中世東西貿易を象徴するもの