パラサイト―寄生虫の自然史と社会史

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パラサイト―寄生虫の自然史と社会史

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  • サイズ B6判/ページ数 373p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784805208618
  • NDC分類 491.9
  • Cコード C1045

内容説明

寄生虫は有史以前から人類とともにあった。それは単に寄生するものと宿主の関係という単純なものではなく、寄生虫の生活環には第三の中間宿主が存在することも多く、それを含めた生態系には環境変化や進化の問題までが関わる。また、犯罪の証拠にもなり、人間の精神活動にもさまざまな影響を与えている。人間に最も忌み嫌われる客人の物語。

目次

第1章 見えない敵―歴史に現われる寄生虫
第2章 危険な市場―食と寄生虫
第3章 飲料水への警告―水と寄生虫
第4章 不法入国者―人の移動と寄生虫
第5章 宿主を支配する寄生虫―SFのような寄生虫の振る舞い
第6章 鏡の家の中―寄生虫のさまざまな側面
第7章 犯罪をあばく寄生虫―意図しない証拠の保全
第8章 新興寄生虫症―予期せぬ出現
第9章 寄生虫の絶滅―寄生虫と人の相互作用

著者等紹介

ドリスデル,ローズマリー[ドリスデル,ローズマリー] [Drisdelle,Rosemary]
医学分野、特に寄生虫学の研究がバックグラウンドに持つフリーランスのサイエンスライター。一般向けの基礎的な科学解説、技術解説に焦点をあてた執筆活動を行なっている。科学解説分野の執筆では感染症、特に人間の社会と文化に影響を与えてきた寄生虫に興味を持っている

神山恒夫[カミヤマツネオ]
1946年北海道札幌市生まれ。北海道大学獣医学部を卒業し、国立予防衛生研究所(現国立感染症研究所)に勤務。2007年定年退職。専門は人獣共通感染症。獣医学博士

永山淳子[ナガヤマアツコ]
1961年生まれ。図書館情報大学(現筑波大学図書館情報専門学群)卒業。洋書輸入代理店勤務ののち、主として自然科学書の包括的校正作業などに携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yooou

7
☆☆☆★★ 寄生虫との間の社会史という切り口だということでしたが、最後まで出来事の切れ端が連なるばかりでヒストリカルな筋道を見出せないまま終わってしまいました。2014/06/21

あおき

4
旧約聖書にでてくるヨシュアに滅ぼされたジェリコの街はその描写、実際の環境、そして「呪われた地」として人が住まなくなったというところから、水源が住血吸虫に汚染されていたと推察される―――そんな人と寄生虫の歴史から始まる、文化的科学的な本。著者はそんなつもりはないだろうが、なかなかホラーでもある。 アニサキスの部分で、日本人は生魚を冷凍して対策すれば寄生されずにすむのに、彼らの寿司への愛着は寄生虫への恐怖を越えるようだ。と書いてあって笑った。2017/08/29

いきもの

4
人間とは切っても切り離せない寄生虫の社会史。様々な視点から寄生虫を捉えていて、社会史と言うタイトルの割には歴史的側面は各トピックスに分散していて通史としては読みがたいが、個々の内容はとても興味深い。水と衛生、寄生虫のかかわりや、人や家畜の移動による寄生虫の移動。時に宿主を操り、人間すらも狂わせ、またある時は寄生虫に対する妄想(実際には寄生虫はいないにもかかわらず)が人を狂わせる。時に犯罪の証拠にもなったりしていろいろと興味深い。自然史としての側面は弱いような気がする。共生進化とかも読んでみたかった。2014/11/17

takao

1
 進化の形2017/11/16

Mi-tan

1
各テーマに沿った寄生虫エピソードがたくさん紹介されていて面白いんだけど、誤字が多いのと、自動翻訳みたいなぎこちない文章が所々出てきてすごく気になる。2017/06/25

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