出版社内容情報
月刊誌バンドジャーナルで、1993年から2024年までの31年間にもわたって連載が続いた人気コラム『アッキーにくらくら』の“よりぬき版”が
1冊の本となった。全371話の中から51話が厳選され、各話の最後には【アッキーのつぶやき】として、著者が当時執筆したコラムを振り返って
短いコメントを添えたコーナーも設けられている。
第1章「N響とアッキー」では、スヴェトラーノフやマゼールなどN響を共演した指揮者たちとの思い出や、珍プレー・ベストテンなど、思わず
クスッと笑ってしまう微笑ましいエピソードが掲載されている。ほかに、第3章「吹奏楽とアッキー」では、コンクールの審査で感じた貴重な話や、
丸谷明夫先生や宮本輝紀先生との思い出話などが綴られている。全編にわたって文章が軽妙で読みやすく、楽しく幸せな気分で読了することが
できる内容になっている。
【目次】
書籍化にあたって
第1章 NHK交響楽団とアッキー
サヴァリッシュのリヒャルト・シュトラウス
巨匠・スヴェトラーノフのひと声で
イタリアの大物指揮者 ネルロ・サンティ
嵐を呼ぶマエストロ・アシュケナージ
踊る指揮者、ロリン・マゼール
マエストロ・デュトワのリハーサル
バセットホルン奮闘記
本番中、クラリネットをこわしちゃった
年の初めはショスタコで
ヨーロッパ7つの都市 公演日記
マーラー・フェスティバルに参加して
東京に潜伏する“N響猛虎会”
N響 珍プレー・ベストテン
第2章 オーケストラとアッキー
奏者がアツくなる曲・ベストテン
クラリネットの出番が少ない曲と多い曲
楽器の持ち替え狂騒曲
ベートーヴェンは凄い!
「トラの祭典」でトラになる
ローマの充実
涙のマジカル・ミステリー・ツアー
音楽鑑賞教室の舞台ウラ
第3章 吹奏楽とアッキー
吹奏楽コンクールで金賞をゲットするための30の方法
高校生より中学生の方がクラリネットの音色がいい理由
奏者と指揮者とメトロノームの危ない関係
コンクールの賞について考える
ありがとう、普門館
《ダフクロ》と《ローマの松》の攻略法
楽劇《サロメ》の攻略法
さらば、なにわ《オーケストラル》ウィンズ
高1時代の吹奏楽部・回顧録
恩師・佐竹正義先生
内容説明
バンドジャーナルで31年続いた好評連載が、ついに1冊の本に!!全371話から51のエッセイを厳選!!
目次
第1章 NHK交響楽団とアッキー(サヴァリッシュのリヒャルト・シュトラウス;巨匠・スヴェトラーノフのひと声で ほか)
第2章 オーケストラとアッキー(奏者がアツくなる曲・ベストテン;クラリネットの出番が少ない曲と多い曲 ほか)
第3章 吹奏楽とアッキー(吹奏楽コンクールで金賞をゲットするための30の方法;高校生より中学生のほうがクラリネットの音色がいい理由 ほか)
第4章 クラリネットとアッキー(浜中浩一門下、通称「虎の穴」エピソード;大橋幸夫先生の「盆踊り」、私もやってます! ほか)
第5章 なんでもアッキー(90年代 首都圏の音大生の暮らしを大調査!;バレンタイン大作戦 健闘を祈る!! ほか)
著者等紹介
加藤明久[カトウアキヒサ]
クラリネットを大橋幸夫、浜中浩一の両氏に師事。1983年、国立音楽大学卒業。その年より制定された矢田部賞を受賞。第53回読売新人演奏会などの新人演奏会に出演。第16回民音室内楽コンクール第1位入賞。1984年、第1回日本クラリネットコンクール入賞。1985年、第34回ミュンヘン国際音楽コンクール木管五重奏部門でファイナリスト。1988年、欧日音楽講座にて初のビュッフェ・クランポン賞を与えられる。第2回日本クラリネットコンクール入賞。1990年、NHK交響楽団を退団。現在、昭和音楽大学客員教授、武蔵野音楽大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。