ラズベリーブックス 妻に恋した放蕩伯爵

ハットン，キャリー【著】〈Ｈｕｔｔｏｎ，Ｃａｌｌｉｅ〉/阿尾 正子【訳】

竹書房（2020/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 392p／高さ 15cm
• 商品コード 9784801923744
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

「このお美しい方はどなたです？」

地味な学者の娘との結婚から逃げだした放蕩者は
再会した花嫁に、気づかず恋してしまう……。

【あらすじ】
社交界きっての放蕩者ジェイソンは父親の死により伯爵位を相続することになった。しかし、財産すべてを相続するには条件がつけられていた。亡き父の名づけ娘、オリヴィアとの結婚だ。花嫁は会ったこともない学者の娘と聞いたジェイソンは、気乗りしないまま酩酊状態で式に現れ、書類にそそくさとサインすると、初夜の務めも果たさずロンドンに舞い戻った。
数カ月後、ジェイソンは領地に置き去りにしてきた妻だとは気づかず、旧姓でロンドンの社交界に現れたオリヴィアに恋をしてしまう。夫が自分の顔すら覚えていないことを知ったオリヴィアは怒りに震えるが……。この恋と結婚生活の行く末は……？

内容説明

社交界きっての放蕩者ジェイソンは父親の死により伯爵位を相続することになった。しかし、財産すべてを相続するには条件がつけられていた。亡き父の名づけ娘、オリヴィアとの結婚だ。花嫁は会ったこともない学者の娘と聞いたジェイソンは、気乗りしないまま酩酊状態で式に現れ、書類にそそくさとサインすると、初夜の務めも果たさずロンドンに舞い戻った。しかし数カ月後、ジェイソンは領地に置き去りにしてきた妻だとは気づかず、旧姓でロンドンの社交界に現れたオリヴィアに恋をしてしまう。夫が自分の顔すら覚えていないことを知ったオリヴィアは怒りに震えるが…。この恋と結婚生活の行く末は…？

著者等紹介

ハットン，キャリー［ハットン，キャリー］ ［Ｈｕｔｔｏｎ，Ｃａｌｌｉｅ］
小学生の頃から創作を開始し、数多くの記事やインタビューを執筆してきた。歴史が好きで、大学でも専攻。オクラホマに夫、２人の子供と暮らしている

阿尾正子［アオマサコ］
英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

こんなにバカな男子も久々です。支配的な父親に遺言で強制結婚を指示された男子。イヤイヤ泥酔状態で結婚し、そのままロンドンに逃げ帰って数か月後…恋に落ちたため結婚を無効にしようとするんです。…恋に落ちた女性がもう奥様とも知らず。もう終始そのバカさ加減に呆れ、女性の怒りに賛同し、男子の焦りっぷりを楽しむドタバタケンカロマンスです。あ～おバカでおかしかった。

2021/04/19

[ち～]

遺産を相続するため父が勝手に決めた女性と結婚する事になった伯爵ジェイソン。怒りのあまり、酩酊状態で領地で結婚式をし、花嫁を放ってロンドンに戻った。その後、初めて会った女性に一目惚れするが…正にタイトルの状況。激怒したオリヴィアの信頼をどう取り戻すのか？冒頭では下衆の極みだったジェイソンだが、色々ワケありで意外と良い人。2人の中をかき乱すのは元愛人でなく、デビュタントの小娘で、ジェイソンが始終イライラさせられたのが面白かった。ラスボスは突然の登場で、呆気ない終わり方だったので小娘の方がキャラ的には良かった。

2022/10/09

[すらりん]

伯爵　初っ端からしでかして　お馬鹿。

2023/09/06