出版社内容情報
外交政策や保険制度をめぐり国内統治に支障が出始めているアメリカ。きしむ政治体制の起源と実相に迫る!
序 章 共和党保守化の原因とその起源
分極化が生み出すアメリカ民主主義の病理/ほか
第1章 中道主義の確立
共和党を取り巻く環境と党内部の亀裂/アイゼンハワーの政治 姿勢と政治信条/アイゼンハワー擁立運動/ほか
第2章 中道主義の試行と挫折
アイゼンハワー政権と共和党保守派のイデオロギー対立/政 治理念体系化の試み/アイゼンハワーの党組織改革/ほか
第3章 中道主義の終焉
共和党内部の対立の構図/キング事件へのニクソンの対応
第4章 二重の敗戦
共和党穏健派の動向/共和党予備選挙の混乱/ほか
終 章 共和党保守化の帰結とアメリカ政治への展望
【著者紹介】
津田塾大学学芸学部国際関係学科准教授、博士(法学)。1999年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、2007年同大学院法学研究科博士課程修了。指導教授は久保文明、国分良成。九州大学大学院法学府、一橋大学大学院社会学研究科客員准教授、日本国際問題研究所研究員などを経て、2011年より現職。
内容説明
外交や社会保障など、国家の重要政策をめぐる議論までも非妥協的にしてしまうイデオロギー対立の先鋭化はなぜ起きたのか?
目次
序章 共和党保守化の原因とその起源
第1章 中道主義の確立―アイゼンハワーと一九五二年共和党予備選挙
第2章 中道主義の試行と挫折―アイゼンハワー政権の共和党運営(一九五三~六〇年)
第3章 中道主義の終焉―一九六〇年大統領選挙におけるニクソンと公民権
第4章 二重の敗戦―ゴールドウォーターと穏健派の戦い(一九六四年)
終章 共和党保守化の帰結とアメリカ政治への展望
著者等紹介
西川賢[ニシカワマサル]
津田塾大学学芸学部国際関係学科准教授。博士(法学)。1999年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、2007年同大学院法学研究科博士課程修了。専門は政治学、アメリカ政治史。日本国際問題研究所研究員などを経て、2011年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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