眼 美しく怒れ (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784805004272
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

本書は、『週刊朝日』(朝日新聞社)に連載(一九六五年)された「岡本太郎の眼」と、『今日をひらく―太陽との対話』(一九六七年刊・講談社)の原稿に、雑誌等で発表された未収録原稿を加え、新たに編集したものである。

目次

第1章 美しい日本人として怒る(顔を失った近代人;青空 ほか)
第2章 残酷な青春(若さの喪失;若い英雄 ほか)
第3章 子供こそ人間(子供の絵;不当への憤り ほか)
第4章 人生は遊び(無条件に遊ぼう;忘れることの美徳 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モッタ

13
★★★★★ 「純粋で激しい主張は、人に理解されたり、喜ばれることを求めず、むしろ承認されないことを前提として、猛烈につき出すのだ。私は言いたい。人に好かれようと思うな。そこに人間的勇気がわき起こる」岡本太郎の言葉。これが自分には足りない。人を気にし過ぎだ。そして、僕の中には「怒り」が足りない。2012/09/23

ふぇるけん

5
著者の燃え上がるような情熱と、物事を純粋な心で見つめる鋭い視点にぐっときた。特に本質的な議論をせずにうやむやに物事を進めようとする日本人に対する強烈な怒りは、自分自身への叱咤と受け止めて行動に活かしていきたい。2011/12/12

岡山の山奥ニート

3
「ハチャメチャだな」という感想。でも、そのハチャメチャさが似合っているとなると、ポジティブな意味に変わる。その人が岡本太郎。自分ももっとハチャメチャな生き方をしてみたいな。確かに偶然に起こる「驚き」は非常に自分の幸福度を上げてくれると思う。それは自らチャレンジしたことで獲得できるもの。受動的な生き方では得られるわけがない。2023/10/13

メイロング

2
どこまでも「貫く人」なのだ。何を貫くのかといえば、それは青春の炎であり、生命の炎。創作力や哲学より、もっと根源的なエネルギーが文章からわき上がる。こんなエッセイは見たことがない。2009/09/25

gagayuta1990

1
怒り、憤りそれらを、強烈に持ち続け表現し続け、否定されようと関係なく自己を突き出し続けたその生き様に、、乾杯!2013/02/28

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