内容説明
我われが日常用いている日本語には、仏教用語が多く混じっている。たとえば、「愛嬌」も「醍醐味」も、元をただせば仏教語なのである。本書は、日常生活の中に息づく仏教語を探索し、いかに仏教が日本人の生活の中に生きているかを知ろうとしたものである。
目次
第1章 朝(「大宇宙」の中に生きる―歓喜;「心に触れる」つもりで交わしてみる―挨拶;本来の自分を見失わない方法―主人公 ほか)
第2章 昼(「優しさ」こそが扉を開く―愛語;何かが始まる一瞬の「交流」―会釈;喧噪の中にこそ静けさはある―閑静 ほか)
第3章 夜(ちょっと待って!心の切り替えを―玄関;あなたが本当に誇るべきものは?―暖簾;「感謝」を学ぶ道場として―食堂 ほか)