内容説明
本書は、革新的な株式評価法「PSR(株価売上倍率)」を活用して、一時のグリッチ(問題)で人気(=株価)を下げた「スーパー企業」を洗い出し、3~5年の間に価格が3~10倍になる「スーパー株式」に投資するための指南書である。
目次
第1部 スーパー株式の構造(「グリッチ」でリッチに;グリッチが引き起こされる理由)
第2部 バリュエーション分析(従来の分析―十倍の利益は多すぎるが、千倍は少なすぎるという謎;価値こそすべて―株価売上倍率を使え;株価研究費倍率―上等な頭脳に対するコスト;PSRを非スーパー株式に適用してみる;失敗から得る富―一九三〇年代の神話)
第3部 ファンダメンタル分析(スーパー企業の事業的側面―付随する優位性;リスクを避ける―それには競争を避けることだ;利益率分析・1―人生に必要なのは不公平なほどの優位性だけ;利益率分析・2―公式とルール)
第4部 株式の動力学(実行に移す―熱狂にしては筋が通っている;すべて持ち帰る―売り時;バーベイタム―ディスコ・ベイビー;カリフォルニア・マイクロウェーブ―波に乗る)
付録(経営陣へのインタビューで尋ねる三五の基本質問例;売上高とPSR;危うく消えかけたもの;物質的進歩を遂げる;未来の個別事例;憲法改正)
著者等紹介
フィッシャー,ケン[フィッシャー,ケン][Fisher,Kenneth L.]
フィッシャー・インベストメンツ社の創業者兼CEO(最高経営責任者)。同社は1979年設立の独立系資金運用会社として、世界中の年金、基金、大学基金、保険会社、政府、個人富裕層などを顧客に持ち、運用総資産額は400億ドル(約4兆円)を超える。株価売上倍率(PSR)による株式分析、また小型株運用の先駆者として知られる
鈴木一之[スズキカズユキ]
1983年、大和証券に入社。1987年に株式トレーディング室に配属され、機関投資家向け証券営業に就く。以後一貫して株式トレードの最前線にて相場と格闘。2000年4月より(株)インフォストックスドットコムにて日本株チーフアナリスト。2008年1月より(株)フィスコ、シニアフェロー。現在に至る。日本アナリスト協会検定会員
丸山清志[マルヤマセイシ]
一橋大学法学部卒、カリフォルニア州立大学スタニスラス校政治学科卒。米国現地生命保険会社勤務の後、日本の語学・留学関連会社勤務を経て、フリーランス翻訳家として独立。その後、CFPの認定を受けファイナンシャルプランナーとして個人事務所を設立。現在、個人・法人向けFP相談業務、講演活動、翻訳・通訳業務を幅広く行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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らう
葵堂
kaeru_onou
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