出版社内容情報
あって当り前なのに不安や恐怖をとり除こうとしていませんか。「そのまんまでいい」と自分を認め、活かすことで、自己治癒力が高まり、生きていく力がついてくる治療法。7つの質問で人生が動き始める“セルフレッスン”付き
内容説明
性格を変える必要はない。ただ、心のからくりを深く理解し、自分の本当の望みにしたがって行動を続けること。過剰な不安・恐怖で起こる病気に効果的!不安・恐怖をコントロールしない森田療法の考え方と治療法。
目次
1 不安症・強迫症のメカニズム―不安から始まる悪循環によって悪化する病気には森田療法が効果的(不安症・強迫症とは―不安によって不快な状態に。日常生活がうまく送れない;不安症・強迫症の心理構造1―もともと不安や恐怖を感じやすい性格傾向をもつ ほか)
2 考え方と治療法―不安も欲望も内包した、そのままの自分でよしとする(認知行動療法との違い―不安をコントロールしない。不安をそのままに置く;感情のとらえ方―感情はつねに変化流動する。不安はあって当たり前 ほか)
3 不安症・強迫症が改善―7つの問いで人生が動き始める森田療法のセルフレッスン(心構え―いまの自分に悩み、自分で自分を変えたい人ほどスムーズに改善;レッスン1―いまなにに悩み、治ったら、どんな毎日を送りたい? ほか)
4 医療機関で森田療法を受けたい人へ(治療者の役割―治療者とのかかわりを支えに、改善していく;医療機関での治療内容―薬物療法で症状を軽くしながら、森田療法で健康的な生活を目指す ほか)
著者等紹介
中村敬[ナカムラケイ]
精神科医。東京慈恵会医科大学森田療法センター名誉センター長。1982年東京慈恵会医科大学卒、同大学院修了。1991年ブリティッシュ・コロンビア大学留学。1995年東京慈恵会医科大学附属第三病院精神神経科診療部長に就任。2007年森田療法センター長、2008年精神医学講座教授。2014年より第三病院長。2021年より学校法人慈恵大学参与、森田療法センター名誉センター長。専門領域は森田療法、不安症・うつ病の臨床(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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