あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。―他人に支配されず、自由に生きる技術

電子版価格
¥1,300
  • 電子版あり

あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。―他人に支配されず、自由に生きる技術

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784804762692
  • NDC分類 159
  • Cコード C0012

出版社内容情報

生きるのが苦しいのは、他者から植え付けられた「自己嫌悪」が原因だった!気鋭の東大教授が見えない暴力を解き明かす、魂解放の一冊

安冨歩[ヤストミアユミ]

内容説明

自己嫌悪は「結果」ではなく、「原因」である―何かをした結果、感じてしまうものではない。もともと自己嫌悪があるから、自己嫌悪を感じるのだ。考えれば考えるほど楽になる!人生を変える「本物の思考」。気鋭の東大教授が導く、「見えない呪縛」から抜け出す道。

目次

プロローグ 自己嫌悪は「自分が劣っているから」感じるわけではない(なぜ自己嫌悪を感じてしまうのか?;たとえば、空気が読めない自分が嫌なのですが)
第1章 「自己嫌悪」は何を引き起こすのか?(憧れの人の前に出ると、不安な気持ちになってしまう;なぜ「憧れること」が問題なのか? ほか)
第2章 なぜ「自己嫌悪」があると、「仕事」がうまくいかないのか?(自己嫌悪にさいなまれていると、何をやってもうまくいかない?;ならば、自愛の人は成功しないの? ほか)
第3章 「自己嫌悪」の正体とは何か?(どうしたら自己嫌悪から脱出できる?;身体の感覚を取り戻すには? ほか)
第4章 「自愛」に向かうために、できること(自己嫌悪だらけの世界で何ができるのか?;魔法って何? ほか)

著者等紹介

安冨歩[ヤストミアユミ]
1963年大阪府生まれ。東京大学東洋文化研究所教授。京都大学経済学部卒。銀行勤務を経て、京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロミ

58
自己嫌悪に悩まされることが多いため手に取った。本書では「自己愛」と「自愛」について詳しく述べられている。自愛は自分自身を大切にすること。自己愛はナルシシズム。自己愛は自己嫌悪の裏返しであり、常に誰かの承認を求め続ける不安定な状態だ。同じ傷を負った同士は容易く恋に落ちるが自分の傷が嫌いなので実は相手のことも嫌いなのだというのが身に覚えがある。最初嫌いだったけど好きになった、なんて偽りだ。最初から嫌いなままなのだ。若き日の私に読ませたい。親子関係についても詳細な記述があるのでそちらに悩む方も読んでみてほしい。2016/09/05

おさむ

44
先週、著者のトークを講演で聞いておもしろかったので読んでみた。女装趣味の東大教授として有名だが、その裏側にキョーレツな自己嫌悪があったんですね。頭と身体を接続し、自分の感情を味わうという提言は、内田樹センセイも言ってたなあ。多くの人に依存する事が自立、ノーと言えるのが正しい依存、というのは名越先生が言ってたなあ。結局は、みな同じ結論に行き着くんですね。自己嫌悪を感じる人が多いのは日本人の特徴なのかなあ?国際比較を知りたくなりました。2018/02/07

こも 旧柏バカ一代

38
自己嫌悪を無くすには自己愛か。安冨歩氏の話を何度か聞かせて頂いてるので、なぜあの姿なのかとか、今の安冨歩氏になる過程が書いてあり凄く合点の行く本でした。 それを自身に当て嵌めるには、、能力を磨くしか思いつかない。早く日本の社会から自立したい。。2020/04/21

おたま

36
自己嫌悪は何かの結果起こるのではなく、様々な場面で生きづらさを感じるときの原因である。安富歩がこれまで書いてきた『生きる技法』やハラスメントに関する本に基づいて、人間が生きていくのに、最大の敵対者である「自己嫌悪」をどう捉え、どのように対処していったらよいのかを書いている。それは個人的な問題ばかりではなく、この社会に蔓延するハラスメントや「立場主義」の病理を解明し、真の解決に導くための指針ともなっている。私たちは自己嫌悪に発する「自己愛」を抜け出て、「自愛」へと向かうことが必要なのだ。2020/08/26

西

31
序盤に書かれている、何か自分の嫌なところに気づいて自己嫌悪になるのではなく、もともと自己嫌悪が常にあって、それに結びつくようなことを探してしまう(気づいてしまう)という点は自分にあてはまるので納得。だが、読み進めていくにつれて、作者の考えについていけなくなった。特に、自分の母親に対して書かれているところ。二人の間にどのような事があったのかはわからないし、考え方は人それぞれだけど、私には自己正当化しているだけの人にしか思えなかった。本棚に並べたくないし、かといって人に渡すのも嫌な本は久々。残念2017/05/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11098564
  • ご注意事項

最近チェックした商品