内容説明
くだらないこと、考えていますか?企画・制作・提案・商談・集客…などに携わるあなたへ、「あ、そうかも!」と思えるヒント。元NHK「中の人」で、現在、広告制作&作家として活躍中!注目の「ユルいクリエイター」の頭の中身を大公開!
目次
1 妄想にも妄想なりのルールがあるのだ
2 僕はこんなふうに妄想を広げている
3 具体的に妄想するにはいくつかの方法があって その1
4 具体的に妄想するにはいくつかの方法があって その2
5 さあ、妄想を実際に、形にしてみよう
6 妄想をより奇妙にアレンジするために
著者等紹介
浅生鴨[アソウカモ]
作家・広告制作企画者。1971年神戸市生まれ。IT、イベント、広告、デザイン、放送など様々な業種を経て、NHKで番組を制作。NHK在籍時に、同放送局の広報局Twitterを「NHK_PR1号」として担当。そのつぶやきの内容が「公式アカウントなのに、ユルすぎる!」と話題になる。2014年7月末にNHKを退職。小説、エッセイなどの執筆活動をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろき@巨人の肩
98
元NHK職員で番組制作や広告に携わってきた著者が実践する、妄想をアイデアにつなげる方法。真剣に妄想することは侮れない、と思える期待以上の内容だった。妄想とは、普段の生活では交わることのない事象を、連想や言葉遊びにより意図的に交わらせてアイデアの種を広げていく。そして、そのアイデアの種が存在する世界での生活する姿を想像する。まさに、技術融合により社会を変革するイノベーションの種を楽しく探す作業だと感じた。SNSやメタバースなど妄想をコンテンツとして実現できる場も整っているので、妄想を楽しみたい。2022/11/13
よっち
43
元NHKPR「中の人」で作家として活躍中のユルいクリエーターが、発想のヒントを語った一冊。そんな人が検索する前にやっていること考えていることを語っていて、ひとつひとつのことにもっと着目して、そこからいろいろな発想を広げていっていることが伺えました。でもこういう妄想だらけでへんだと思っている人でもゼロから発想しようとは思っていなくて、これまであったものをいかに組み合わせるかというくらいの意識でいること、自分がという意識よりもどうしたらいいものができるのかというくらいの気持ちでやっているのは興味深かったです。2020/02/24
Tenouji
26
連想の世界。著者は、言葉の形や音を使ってる。私は色と形かな。ずっと、その世界で遊んでいたいw。2020/02/06
しげ
25
クリエーティブな職で無くとも様々な場面で柔軟発想力は求められると感じる。著書曰く妄想と語られていますが紐付けや連想、着想(落書き?)私も良くやります。夜、床に入ってから眠るまでの時間で思い浮かぶ日常の諸々…何故か「コレ良いかも?」と思う時に限って寝落ちしてしまう。2022/10/22
hk
22
■要約■「沢山想像しておけば、沢山創造できる」 ■補足■提示された問題に対し解決策だけを求めるならばググれば結構だ。だが提示された問題というのは往々にして問題自体が的外れだ。そのため問題自体を点検し、問題を適切に立て直す必要がある。その上で解決策を模索することとなる。 要は「想像力」と「創造力」が重要になる訳だ。 そのためには普段から問いの引き出しを増やすことが肝要である。何気ない問題でもそこから連想・妄想して問題を膨らまし、問題の接点を増やしておく。さすれば何かのきっかけで他の問題と繋がって創造が出来る2020/03/02