内容説明
50代が楽しく生きられたら、人生の8割は成功したといっていい。男の50代は〈最高潮の年代〉である。仕事・地位・人間関係・家庭・趣味・収入・友、そして、生きがいへの充実感が、これまでの年代の集大成となり、最も実り豊かな10年である。―この年代が楽しかったら、人生の8割は成功したと思っていい。問題は、〈定年以後〉と〈60代〉を、どれだけ視野に入れているかである。そのためには、50代でなければ出来ないことが数多くある。それは何か、どう準備しておくべきか。本書は、60代を迎えた著者が、自身の生々しい50代体験をもとに、誇りと励ましと、若干の悔恨をこめて後進に贈る、精神的・肉体的・経済的生き方指針の書である。
目次
第1章 健康は人間が自分に贈ることが出来る最高のプレゼント
第2章 50代で新しい仕事のアイディアが浮かび、実行できたら、人生は最高だ
第3章 地位は50代の象徴、されど執着すること勿れ
第4章 金で自分への香奠を作る準備をせよ
第5章 生きとし生けるすべての存在に、自らの生きがいを感じたい
第6章 新しき家族は生まれ、懐しき父や母は遠く去る家庭変革の50代
第7章 50歳が59歳になっただけで「人生50年」は変らないのだ
第8章 50代は趣味の能力を伸ばすラストチャンスの年代である
第9章 達者になるのは口ばかりだが、当てになるのは、やっぱりオカミサン
第10章 50代の友は人生最後の友だが、新しき友を得ようとする喜びも知れ
第11章 50代が楽しかったら、人生の8割は成功したと思っていい
第12章 60代、それは人間が社会的に生きられる最後の年代なのか