密教概論 (改訂新版 OD版)

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密教概論 (改訂新版 OD版)

  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784804616360
  • NDC分類 188.5
  • Cコード C0015

内容説明

本書は、その教理が一般仏教とは違って、きわめて複雑にして難解であるがために、とかく誤解され勝ちな真言密教をば、出来るだけ組織的に系統的に記述することによって、その正しい相を世間の識者に紹介するものである。

目次

第1章 緒論
第2章 教判論(顕密二教の教判;十住心の教判)
第3章 教理論(六大体大論;四曼相大論 ほか)
第4章 仏身論(大日如来論;本地身と加持身 ほか)
第5章 成仏論(成仏への道;成仏への方法 ほか)

著者等紹介

高神覚昇[タカガミカクショウ]
1894年愛知県市江村に生まれる。1916年智山勧学院大学本科卒業。1917年大谷大学にて佐々木月樵に学ぶ。1924年智山勧学院教授。1948年逝去
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感想・レビュー

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佐藤浩

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1937年に出版された本の改定。真言教学に関して横堅の教判・教理論・成仏論の要素をおさえて解説した本。基本は真言教学であるが、概念の解説の際に天台教学にも触れる。 密教は天台と華厳の止揚したものであるという表現が出てきて、宮坂宥勝のヘーゲル哲学による空海の評価につながるのかもしれないと思い興味深かった。また九顕十密と九顕一密以外の歴代の十往心の解釈が示されていたのが興味深かった。2016/02/10

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