目次
1 心の探究―心を以って心を学ぶ(宗学・禅学・仏教学―ひたすら仏道を参究する;教学について―言葉を通しての自己参究;一乗と三乗;成唯識論の唯識―人間の現実の直視;唯識の三つの柱(心識論・三性論・修行論)―心の分析、現実の自己の分析
心識論(心王・心所)
阿頼耶識―人間の深み、人格が変わる、世界が変わる
阿頼耶識の三つの構造―自相・果相・因相、時間の流れ
第六意識―自己浄化のスタート地点―/―自己が変わっていく(転依=証り)
無覆無記(阿頼耶識の人間観)―現実の人間の根底は、善でも悪でもない。善にもなるし、悪にもなる ほか)
2 道元禅師と唯識
3 宝巌興隆和尚をたずねて
4 管長さん、約束がちがいます
著者等紹介
太田久紀[オオタキュウキ]
昭和3年3月、鳥取市に生まれる。昭和26年、駒沢大学文学部仏教科卒業。仏教学・唯識学専攻。元駒沢女子短期大学教授。元駒沢大学仏教学部講師。元薬師寺唯識学寮講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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