内容説明
日本密教の根本聖典の一つであり、胎蔵マンダラの典拠となる『大日経』は、歴史上、最初に現れた本格的密教経典である。本書はその全貌を日本はもとよりインド・中国・チベットなどアジア全域を視野に入れて読み解く、画期的な一冊である。図版多数。
目次
序章 大日経への招待
第1章 大日経のふるさと
第2章 心のすがた
第3章 マンダラ世界に入る
第4章 響き合うほとけと人
第5章 ほとけとご利益
第6章 大日経の広がり
第7章 現代と大日経
著者等紹介
頼富本宏[ヨリトミモトヒロ]
1945(昭和20)年、香川県に生まれる。京都大学大学院文学研究科(仏教学)博士課程修了。文学博士。種智院大学教授、同学長、国際日本文化研究センター教授、神戸市・実相寺住職などを務める。2015(平成27)年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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