密教瞑想入門―阿字観の原典を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784804613123
  • NDC分類 188.5
  • Cコード C0015

内容説明

簡明でありながら、密教の核心に迫る瞑想法=阿字観。本書は、空海が高弟の実彗に伝えた『阿字観用心口決』と、覚鑁が母に捧げた二篇の阿字観次第によって、その意義と実際を解明。阿字観を現代に生かす道を探る。

目次

序章 阿字観とは何か(密教瞑想とは何か―即身成仏の公法;空海と密教瞑想―教養と実践 ほか)
第1章 空海口・実彗記『阿字観用心口決』―日本阿字観の出発点(阿字観を確立した書―作者と内容;本文―阿字観の口伝)
第2章 覚鑁『〓(あ)字観儀』―基本的な阿字観次第
(覚鑁と阿字観―即身成仏と臨終用心;本文―母に与えた阿字観次第)
第3章 覚鑁『〓(あ)字観』―臨終用心としての阿字観(『〓(あ)字観儀』から『〓(あ)字観』へ―阿息観への展開
本文―病床の母に送った究極の阿字観)
終章 現代に生きる阿字観(阿字観を生きる―そのポイント)

著者等紹介

北尾隆心[キタオリュウシン]
昭和32年(1957)京都生まれ。56年、種智院大学卒業。62年、大正大学大学院博士課程真言学専攻修了。種智院大学専任講師を経て、種智院大学教授、同大学仏教学科長並びに宗教部長、日本密教学会常任理事、佛教文化学会評議員、平安仏教学会理事、智山専修学院講師、智山講伝所専門員、智山教化センター専門員、川崎大師教学研究所専門研究員、仁和密教学院講師、小笹会相談役、京都・宗教系大学院連合評議員など。平成2年、智山勧学会学術奨励賞、7年、第一回日本密教学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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