内容説明
江戸時代、お釈迦さまの正しい仏教を、命がけで守りぬいた日本人がいた。その人の名は、慈雲尊者。釈尊の根本仏教「正法」をかかげ、質素な衣を身にまとい、庶民にやさしく『十善法語』を語った聖僧の、生涯や教えのすべて!名筆家として知られる尊者の墨蹟も、口絵写真で紹介。
目次
第1部 慈雲尊者を知るために(慈雲尊者の生涯;慈雲尊者の書芸術)
第2部 慈雲尊者と仏教(慈雲尊者と密教マンダラ;慈雲尊者の正法律;『十善法語』信解の記 ほか)
第3部 慈雲尊者を想う(空海から慈雲尊者へ)
著者等紹介
上山春平[ウエヤマシュンペイ]
京都大学名誉教授
岡村圭真[オカムラケイシン]
徳島・源久寺住職
木南卓一[キナミタクイチ]
帝塚山大学名誉教授
久馬慧忠[キュウマエチュウ]
愛知・成福寺住職/袈裟研究家
小松庸祐[コマツヨウユウ]
大阪・大本山法楽寺住職
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