内容説明
末法という危機的時代が生み出したスーパースターたちが説いた“南無阿弥陀仏”の教えは、いかにして私たち日本人に身近な行となり得たのか。―今までになかった新たな視点から念仏の系譜を浮き彫りにする。
目次
序章 進化する仏教
第１章 念仏の進化
第２章 称名の進化
第３章 インドと中国における進化
第４章 日本での進化
第５章 言霊化という進化
第６章 簡素化から物語化へ
終章 念仏はどこに向かうのか
著者等紹介
平岡聡［ヒラオカサトシ］
１９６０年、京都生まれ。佛教大学大学院文学研究科（博士後期課程）仏教学専攻満期退学。アメリカのミシガン大学に客員研究員として留学。博士（文学）。京都文教大学教授を経て、京都文教学園学園長、京都文教大学・短期大学学長。第４２回日本印度学仏教学会賞、平成１５年度浄土宗学術賞、第１２回坂本日深学術賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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