唐代天台仏教復興運動研究序説―荊渓湛然とその『止観輔行伝弘決』

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唐代天台仏教復興運動研究序説―荊渓湛然とその『止観輔行伝弘決』

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  • サイズ A5判/ページ数 426p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784804305714
  • NDC分類 188.42
  • Cコード C3015

内容説明

唐中期、天台山を襲った危機とは?法華三大部の注釈を著し、天台宗義を確立した荊渓湛然。最澄にも影響を与えた思想を、その行動と時代背景から探る。

目次

第1章 荊渓湛然の伝記(湛然の事跡を伝える唐代資料;宋代以降の湛然伝の成立と変遷;湛然の生涯と著作)
第2章 荊渓湛然の天台仏教復興運動の原点を求めて―社会の動乱と『止観輔行伝弘決』の撰述(至徳・広徳年間における湛然の事跡の再考察;『止観輔行伝弘決』の成立過程に関する再考察;『法華玄義釈籖』の成立過程に関する一考察)
第3章 『止観輔行伝弘決』と天台止観伝承の正統化―天台宗祖統論の確立と顕彰(『摩訶止観』「潅頂序」における天台止観の祖承説;『止観輔行伝弘決』と天台祖統論の確立)
第4章 『止観輔行伝弘決』による天台止観実践理論の正規化―懺悔実践の整備を例として(湛然が直面した時代的課題;智〓(がい)の懺悔理論の展開
湛然の懺悔思想)

著者等紹介

池麗梅[チレイバイ]
中国吉林省吉林市出身。専門は中国唐代天台仏教史。1999年東京大学文学部英語英米文学専修課程卒業。2001年東京大学人文社会系研究科アジア文化研究専攻インド文学インド哲学仏教学専門分野修士学位取得。2006年同専門分野博士学位(文学)取得。2005年~2007年武蔵野大学中国語非常勤講師。2005年~2007年国際仏教学大学院大学学術フロンティア研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。