目次
塩に関する世界最古の文献
塩を意味する文字の分析
聖書にみる塩
ヒポクラテス医学と食塩
塩の世界史と民俗学
「塩」から塩化ナトリウムへ
栄養素としての食塩
内部環境としての体液
体液調節の仕組み
水・塩類の欠乏
血圧との関わり
高血圧の食事療法
疫学的アプローチ
食塩摂取の多い人々
食塩摂取しない人々
地球疫学からみた人間の血圧と食塩摂取に関する仮説
食塩説に対する反論
人によって違う食塩への反応
塩味の好み
食塩と胃癌との関わり
食塩摂取に関する現在の考え方
著者等紹介
佐々木直亮[ササキナオスケ]
りんご健康科学研究所長。弘前大学名誉教授・東北女子大学教授。医学博士。日本衛生学会名誉会員・日本民族衛生学会名誉会員・日本循環器管理研究協議会名誉会員・日本脳卒中学会名誉会員・日本高血圧学会特別会員。1921年東京に生まれる。1986年東北女子大学教授(健康科学)。1974年毎日学術奨励賞―日本における高血圧の疫学的研究。1981年青森県褒賞―衛生学による優れた成果。1983年木村甚弥りんご顕彰会賞―りんごによる高血圧予防効果の実証。1986年保健文化賞(厚生大臣賞)―脳卒中・高血圧予防についての疫学研究と地域住民の保健活動の推進に貢献(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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