内容説明
官僚の身分を捨てて台湾に住んだことのある著者が生活体験を踏まえて書いた“文明が通り過ぎ、文化が吹きだまった島”“福建地方の外延世界としての台湾”についてのメモランダム。この島のドラマチックな表層と深層とが浮かびあがる。
目次
第1章 フォルモサをめぐって―開拓・争奪・支配
第2章 ルーツをさぐる―台湾語事情
第3章 アジア秩序と「欧化」―牡丹社事件の背景
第4章 モダニティと伝統―台湾社会の特質
第5章 台湾の中の「日本」―文化の創造へ
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