内容説明
刑事手続法定主義の理念を踏まえつつ、裁判例を研究して全条の意義、要件等を究明した画期的コンメンタール。気鋭の裁判官、検察官、研究者等約50名による詳解は、刑事訴訟法の適正な運用及び現実の事案に即した理解に役立つ。第4巻は、上訴、再審等について、実務と裁判例を踏まえて詳細に解説し、平成28年改正の解説を付録として収録する。
目次
第3編 上訴(上訴権者;抗告権者 ほか)
第4編 再審(再審の請求と理由;確定判決に代わる証明 ほか)
第5編 非常上告(非常上告理由;申立ての方式 ほか)
第6編 略式手続(略式命令;略式手続についての説明と被疑者の異議 ほか)
第7編 裁判の執行(裁判の確定と執行;執行指揮 ほか)