内容説明
いま私たちが住んでいる住まい、そしてこれから建てられる住まいも、いつかは壊され、最後には大量のゴミとなる。私たちは、私たちの住まいが将来大量のゴミとなり、そのゴミが後世に生きる子供たちに大きな負担を与える事実を知らなければならない。本書では、長命住宅である環境建築ECO HOUSEを実現するために必要な性能と、いまの日本の家造りは世界のなかでは非常識であることを説き、環境建築の現状を紹介している。
目次
第1章 私たちの目指してきた環境建築 ECO HOUSE
第2章 世界に学んだ長命住宅
第3章 環境建築を目指した新たなる取り組み
第4章 ECO HOUSE だから実現する豊かさ
第5章 ECO HOUSEは自然界から生まれ自然界へ還る
第6章 環境建築 ECO HOUSE を支える標準仕様
第7章 長持ち性能を支える情報管理
第8章 環境と子供たちの未来のために
著者等紹介
松岡浩正[マツオカヒロマサ]
高知県生まれ。情報処理技術を学び建設会社に入社。このころより建設業における情報管理の必要性を指摘し、ソフトウェアの開発に取り組む。1986年2月、ナカジマホーム株式会社を設立。注文建築の建設に取り組むと同時に、長命住宅の開発、また建設業経営管理システムの開発を継続している
中野博[ナカノヒロシ]
愛知県生まれ。1995年より健康・環境住宅を唱えてコンサルティングを始め、1998年、有限会社エコライフ研究所を設立してエコライフメンバーを主宰。2000年にはNPOエコリビング推進認証協議会の初代理事長となる
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