出版社内容情報
シャンジャの街でのビジネスは大成功。王都にて謁見を済ませて王弟殿下との婚約の危機を回避しました。サラナ・キンジェです、ごきげんよう。
やっとモリーグ村に帰ってきたものの、なにか隠している様子のお祖父様。
やっとお披露目となった『サラナ記念図書館』に血の気が引くものの、久々に沢山の本に囲まれてサラナはうっとり。
しかし本を楽しむサラナのもとに、胡散臭い笑みを浮かべる儚げ美人図書館司書が現れ……?
内容説明
王都から辺境に帰ってきたサラナだったが、村には何やら見慣れぬ建物が。その建物が実は、お祖父様がこっそり建てていた「サラナ記念図書館」だと判明!ネーミングはともかく図書館の開館を喜ぶサラナだったが、司書として雇われたのは美形だが何やら裏がありそうな人物で―?そして従兄の婚約者であるお姉様たちから、とある“お芋”がもたらされると、さっそく新たなビジネスチャンスの予感!さらに、サラナとアルト会長との関係にもついに進展が!?お祖父様の暴走で図書館に名前が冠されてしまったり素敵なお姉様たちとお芋で悩むご令嬢を助けることになったサラナ・キンジェです。ごきげんよう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
41
はぁ可愛いんですよサラナさん。アルト会長も恋に奥手なサラナさんと猛獣祖父、叔父それを上回る叔母様達を相手に頑張っているんですが、手を繋ぐのが精一杯。いやぁ懐かしいですわぁ学生時代、伏見稲荷さんの⛩️を手を繋いで登った夕暮れ・・( ˊ̱˂˃ˋ̱ )。まだまだ続きそうです。まゆらんさん待っています‼️2024/09/03
はつばあば
34
この続きはまだかいなと3巻まで再読したが・・書くのには時間がかかりますよねぇ。待ってます!2024/10/08
しましまこ
13
「月と花の妖精」登場、ドヤール(予定も含め)の女性は最強!2024/12/31
えーわい
9
サラナの従兄弟の婚約者のお姉様たちが持ち込んだ芋が、スーパー美容フードに。芋の産地で田舎者と馬鹿にされていた令嬢を助け、馬鹿にしてた連中にざまぁして、アルト会長の師匠だった食料品店の経営危機を救う。王弟をお姉様たちが茶会でやり込めるシーンは気持ちよかった。わがまま令嬢とくっつけようと、外堀を埋めていくとか。コワイワー。アルトとサラナの親密度もわずかにあがったようだが、まだまだサラナは恋愛に自信がない様子。会長がんば。サラナの元婚約者への報復の企てが匂わされてたけど、どうなるのかしら?楽しみ。2025/06/19
由貴
6
KU。普段は厳つかったり頼りになったりする人の子犬的一面を見てキュンとくるの、最初はそんなでもなかったけど読み進めていくうちにどんどん同意したくなってきた。お祖父様素敵だなぁ。じわじわ存在感を増していく3歳児改め4歳児、弟分もできて頼もしさが増してるけど未だに名前が出てこないんだよな。次こそ出てきてくれると嬉しい2025/06/14