出版社内容情報
世界をリセットすべく女神(アロヴィナス)が起動させた龍を見事に退けたルファスたち。
ついに女神本人が動き出し、あらゆる神話の神々たちを従えて強力な攻撃を仕掛ける。
しかし激しい攻防の中でルファスは気づく――女神には本当の意味での『未知を創り出す力』はないことに。
つまり、女神は元々神ではなく、地球人だった。
真相を当てられた瞬間、女神は笑みを消す。
それは初めてルファスを『敵』として認識した合図で――!?
内容説明
常識、次元、物理法則、全てを超えた最後の一騎打ち…野生のラスボス(私)vs創造神。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ささきち
10
完結!ルファスと女神という神を超えた同士の戦いでインフレさんがお亡くなりになっているというが星とか壊していた当たりでもう上限を超えていてなにがどうなろうとへ~って読み飛ばすレベルなんよ、なぜなら人に理解させようとする戦闘描写ではなくただすげぇ戦いが起こっているらしいというヤムチャ描写なので燃える戦闘ではないんだなーこれが。女神様の正体が全能に近い強さを持ったただの優しくてアホな娘だったというのがまぁ作中で微妙にそうなんじゃね?と書かれていたしそういうものよね。女神もあまりにも強すぎて孤独だった系女子で2021/02/08
八岐
0
★★★★ 究極のインフレバトルがインフレしすぎてインフレさんが死んでおられる!? 行き着く所まで行き着いたインフレバトルが、子供の遊びによくある「究極ビーム、それを防ぐ無敵バリア、それを貫く最強ビーム、さらにそれも防げる完全バリア!」という矛盾の永久螺旋だ、という話にはなるほどな、と。そんな女神の子供じみた土俵の上まで無理やりあがりこんでねじ伏せるルファスのラスボスっぷりと、一方で無力を貫きながら女神の誘いを最後まで跳ね除けた瀬衣の勇者振りは素晴らしかった。最後まで統制された突き抜けっぷりで面白かった。2019/09/11