出版社内容情報
設計図書をもとに建築数量積算基準の適用方法について、細目の数量を求める計測・計算のやり方・進め方を解説、合わせて工事内訳書の記載事例も掲載!!
・刊行にあたって(抜粋)
令租3年(2021年)には、地球温暖化の防止、循環型社会の形成、国土の保全等を鑑み、脱炭素社会の実現に資することを目的とした「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」(通称:都市(まち)の木造化推進法」)が施行され、住宅以外の分野でも様々な建物で本造化の取組みが進められています。
その一環として建築積算にあっても、業務の合理化のために本造建築の数量積算基準の整備が強く求められ、令和5年(2023年)、「建築数量積算基準」に「木躯体(軸組構法)」に関する数量積算の規定が追加・制定されました。
当研究所では、建築積算実務者並びに新たに建築積算を学ぶ方々に木造建築の数量積算を学んでいただくことを目的として、「実例でまなぶ建築数量積算(木造建築編)」を(公社)日本建築積算協会との共同で企画し刊行することとしました。
本書は、具体的な設計図書を例に、数量の計測・計算の実際のやり方・進め方を解説し、合わせて工事内訳書の記載事例を掲載しています。
【目次】