実験医学<br> 新オミクス技術で見えたがん代謝の新経路 - 第二のワールブルグ効果、腸内細菌・細胞老化とのかか

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実験医学
新オミクス技術で見えたがん代謝の新経路 - 第二のワールブルグ効果、腸内細菌・細胞老化とのかか

  • 著者名:中山敬一【企画】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 株式会社羊土社(2021/06発売)
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  • ISBN:9784758125451

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内容説明

がんの無限増殖をもたらす鍵として,生命活動の根幹である代謝が再注目されています.先端オミクスを駆使して,がん代謝経路の実像を捉える最前線を紹介./実臨床データ活用法,最新論文を小説で読みとく新連載も

目次

<特集>新オミクス技術で見えたがん代謝の新経路 第二のワールブルグ効果、腸内細菌・細胞老化とのかかわり
企画/中山敬一
概論―がん代謝の全体像の理解に向けて
解糖系酵素PKMとがん代謝,アップデート
次世代プロテオミクス解析による第二のワールブルグ効果の発見
老化細胞に共通した代謝特性
がんにおける分岐鎖アミノ酸代謝の重要性
がん微小環境における腸内細菌叢代謝物質の役割
がん研究を進化させる質量分析オミクステクノロジー
がん代謝の数理学的解析による仮説生成と検証

<いま知りたい!! >医療リアルワールドデータを臨床研究や創薬,予防医学に活用する

<連載>
News & Hot Paper Digest
肥満を加速させるアミノ酸
血液から薬の効果を予測する名伯楽
糖転移酵素の切断による糖鎖合成阻害が獲得免疫を制御する
塩基配列データは名古屋議定書の対象となるのか?

カレントトピックス
細胞は浸透圧ストレスを液-液相分離によって細胞内部で感知する
幹細胞分裂タイプの違いが毛包器官の老化と再生を司る
CRISPR随伴トランスポゾンは2通りの方法で宿主ゲノムへと転移する
ヒレと四肢の遺伝子発現から発生において進化方向性にバイアスをかける実体を探る
ヒト特有NOTCH2NL遺伝子はヒストンH3.3G34R変異による小児脳腫瘍の形成に重要である

クローズアップ実験法
化学的に誘導可能なヘテロ三量体化システム:CIT

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日本の東北から英国の東北へ,独立のチャンスを求めて―Institute of Medical Sciences, University of Aberdeen

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