内容説明
数字に隠された物語を解き明かせ。座学では身につかない58の常識。
目次
第1章 若手に必要な会計力(「若手に必要な会計力」とは何か―実務と結びついたスキルを身につける;仕入の会計―売上と対応する費用とは何か ほか)
第2章 現状分析・業績評価のための会計力(予算の立て方―固定費と変動費がわかれば予算は作れる;取引先との交渉の会計(損益分岐点)―価格交渉は損益分岐点を頭に入れてから ほか)
第3章 意思決定のための会計力(そもそもDCF(Discount Cash Flow:割り引かれたキャッシュフロー)とは―投資回収の代表的な考え方
DCF法の限界とリアルオプション―リスクが高い場合の投資回収はどう考える? ほか)
第4章 問題発見のための会計力(問題発見のための考え方:大づかみ、ドリルダウン―「鳥の目」と「虫の目」で見る;経営指標とKPI―KPIについて知っておくべきこと ほか)
第5章 起業のための会計力(絶対やってはいけないこと:売上の隠蔽と架空経費―真面目な経理は会社の基本;私的な経費と会社の経費はなぜ分けるのか?―社長の公私を区分することの大切さ ほか)
著者等紹介
川井隆史[カワイタカシ]
株式会社ハンズオン・CFOパートナーズ代表取締役社長、かわい公認会計士・税理士事務所代表。ナノキャリア株式会社(東証4571)、株式会社グローバルダイニング(東証7625)社外取締役(監査等委員会委員)。1964年大阪府生まれ。慶應義塾大学経済学部卒、テンプル大学経営大学院修了(MBA)。公認会計士、税理士。大学卒業後、国民金融公庫(現日本政策金融公庫)を経て、アーサー・アンダーセン(現あずさ監査法人)、日本コカ・コーラ、GEの外資系企業3社に勤務。財務・経営企画担当ディレクター、米国本社経営企画担当マネジャーなどを歴任した。その後、日系ベンチャー企業(上場、非上場含む)でCFO(最高財務責任者)、米系大手コンサルティング会社で経営コンサルタントとして活躍後、独立開業。様々なケースやクイズを使った会計・税務・数字の見方、使い方などの実戦的な企業研修・商工会議所などの公的機関でのセミナーを手がけているほか、ベンチャー・グローバル企業を中心とした会計・税務のコンサルティング業務、事業計画、PMI(買収後統合計画)、などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。