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内容説明
高効率で高速な新世代プログラミング言語Rustの決定的解説書。クレート、ジェネリスク、所有権、メモリ管理、イテレーター、他わからない用語の実行できる解説がこの中にある!豊富なサンプルはすべて書き下ろし!難しいといわれるRustの難関をクジラが解決。
目次
1 PythonからRustへ準備体操
2 Rustで簡単ツール作成編
3 文法編 所有権システムとデータ型について
4 文法編 メソッド・ジェネリクス・トレイトについて
5 画像/音声/ネットワーク
6 応用編 メモリ管理と他言語連携
Appendix
著者等紹介
クジラ飛行机[クジラヒコウズクエ]
趣味のプログラミングが楽しくていろいろ作っているうちに本職のプログラマーに。現在は、ソフト企画「くじらはんど」にて「楽しくて役に立つツール」をテーマに多数のアプリを公開している。2001年にはオンラインソフトウェア大賞に入賞、2004年度IPA未踏ユースでスーパークリエイターに認定、2010年にOSS貢献者賞を受賞。2021年に「なでしこ」が中学の教科書に採択された。なお、機械学習やPythonなど毎年2冊以上技術書籍を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニョンブーチョッパー
6
★★★☆☆ 少しずつ4ヶ月かけて読了。Rustの書き方をPythonと比較しながら説明していくスタイル。どちらも詳しくない身としては、付いていていけるのか心配で読み始めたけれど杞憂でした。おおよそ同じように書けるので、ロジックに関しては二度見する感覚になって理解がはかどる。差異としては、Pythonはインタープリタ方式、Rustはコンパイラー方式という違いによるところが大きく、その方式自体の理解にもつながる。↓2023/04/12
富士獣
2
Pythonユーザー向けのRust入門本。ウリの「PythonとRustのコードがあるから共通の言語機能を比較して理解しやすい」序盤もいいですが、中盤のRust特有の機能を丁寧に解説している点もいいです。また、終盤は簡単なインタプリタを書いたり、暗号化ツールをWebAssembly使ってWebで動かしたりと、アプリケーション写経の題材が豊富な点も推せます。 紙面の分厚さを活かして序盤・中盤・終盤隙のない入門書と言えます。メイン言語がPythonじゃなかったとしてもオススメ。2022/06/03
水紗枝荒葉
1
Pythonと比較しながらRustを扱った入門書。裏テーマは「C/C++の知識を仮定せずRustに入門できるか?」だろうか。結論を言うと、これだけ丁寧に解説されたら入門できる。サンプルコードが豊富かつ読みやすい。一方、進行が遅いことと言語仕様の体系的かつ詳細な解説をしないことは明確な弱点である。この辺りは『Rust Programming Language』など他書で補うべき。2025/04/07
Q
1
静的型付けのシステムプログラミング言語であるRustに動的型付け言語であるPythonを比較しながら丁寧に入門する本。容易に比較できるように最初はRustやPythonならではの機能をできるだけ使わずにコードを書いている。所有権の導入のあたりからPythonとの比較ではない自立した解説に移る。各章が短かく、説明も簡潔なので集中力が保ち易いのも良い点だと思う。一方でシステムプログラミング言語を設計するにあたりどこまで汎用プログラミング言語に使い勝手を寄せるべきなのかは悩ましいと感じた。両立するのだろうか?2023/02/25
Wisdom
1
Pythonとの比較があるので,Pythonしかやったことないけどコンパイル型言語にも挑戦したいという方にオススメです.ただ,索引がないのが残念...2022/03/27