- ホーム
- > 和書
- > 社会
- > 社会問題
- > マスコミ・メディア問題
出版社内容情報
書物と映像をとりまく環境が激変するなか、書籍や映画、ドキュメンタリー等のメディア文化財の保存と継承、利活用術に向け、市場原理とは異なる視点に立った具体的な構想が求められている。現場と研究を先導する論者たちが考える。
内容説明
グーグル・ブックス、電子書籍、ユーチューブ…。情報環境が激変するなか、学術書を含めた書籍や映画、ドキュメンタリー映像等のメディア文化財をいかに保存し、継承していくか。市場原理とは異なる視点に立ったそれらの利活用とは具体的にどのようなものか。国立国会図書館長の長尾真氏、東京国立近代美術館フィルムセンター主幹/国際フィルム・アーカイブ連盟会長の岡島尚志氏、NHK放送総局ライツ・アーカイブスセンター長の大路幹生氏をはじめ、書物と映像をめぐる現場・研究を先導する論者たちの発言。
目次
1 書物の未来(書物と図書館の未来;グーグル問題とは何か;書物の公共性とは何か―グーグル問題をきっかけとして考える;グーグル・ブック・サーチ―近未来の著作権)
2 映像とネット文化の未来(映画文化財の長期保存―問題点の整理とフィルム・アーカイブの役割;放送アーカイブの新たな動き―「公共的利用」の視点から;これは誰の映画か?―ドキュメンタリー映画とアジアの共通の記憶;メタ複製技術時代における“知”の公共性;公共知の未来へ―デジタルの衝撃とメディア文化財)
著者等紹介
長尾真[ナガオマコト]
京都大学工学部教授、京都大学総長(第23代)、独立行政法人情報通信研究機構理事長を経て、国立国会図書館長。専門は、自然言語処理、画像処理、パターン認識、電子図書館
遠藤薫[エンドウカオル]
学習院大学法学部政治学科教授。理論社会学、社会情報学
吉見俊哉[ヨシミシュンヤ]
東京大学大学院情報学環教授。社会学、文化研究、メディア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のの
がっち
loro
本を読む日々
わきが