内容説明
面白いのにタメになるエンタメ系サイエンス。科学的に解説します!!!
目次
第1章 ヒトの空想を科学する(永遠の美しさは実現するのか?不老不死;技術と倫理を乗り越えた先にあるものとは?生命創造 ほか)
第2章 脅威・怪異の空想を科学する(コスパ最強の存在は最恐の存在にはなりえない!?爬虫類;その存在は決してムシできない―虫 ほか)
第3章 テクノロジーの空想を科学する(人類が支配される未来はありえるか?コンピューターと人工知能;未来行きはギリOK?でも過去域は絶望的…タイムトラベル ほか)
第4章 環境・設定の空想を科学する(そもそも論は意外に知られていない―エネルギーの超基本;“見える”ことにはどの程度意味がある?見えざるパワー ほか)
巻末付録 悪魔の科学用語辞典
著者等紹介
くられ[クラレ]
フリーライターにして科学者。データハウスの『危ない28号』創刊に関わり、同誌1~4号では編集長を務めた。薬理凶室のリーダーであり、マンガ原作や科学展監修にテレビ出演、大学講師などその活動は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
29
友人本。31個の「フィクションにありがちな設定」をテーマに、フリーライターかつ科学者の著者が、ネコミミ、ゾンビ、タイムトラベル、エイリアンなどなど、現時点の科学でどこまで実現可能か、考え抜いた本です。著者は、B級映画、アニメ、ゲーム、マンガにも詳しい方のようです。科学の知識があまりない私にも分かりやすく書いてあります。軽妙な文章が楽しい本です。2017/04/17
西
24
文系人間なのに、昔からこの手の科学本が好きで、なかなか面白かった。そして毎度の事ながら知識としてはそれほど残らない(すぐ忘れる)、なので次回もまた楽しめる。結局1章の不老不死の話が一番面白かったかな。あと推理小説のおかしなところを突いたものとか。2020/05/19
hnzwd
22
SFの各種設定を真面目に科学する一冊。まあ、、真面目に科学しちゃ駄目だろ、って設定がいっぱいありました。という本でした。2020/01/12
kou
19
今まで何気なく読んでた漫画や映画の見方が変わる一冊だった。巻末付録の科学用語辞典の「アイアンマン」の項で声を出して笑ってしまった。2020/03/24
soriiieee
13
空想科学読本のような違う本。コンセプトが違うので面白い。 空想科学読本:空想が実現する為に必要な、物理や化学の理論値を導出。 科学ノ教科書:現実の現象と理論を元に、空想の実現可能性を探る。 2018/12/21
-
- 和書
- リーサの庭の花まつり