内容説明
最も基本的な陸上戦力である歩兵や、陸上兵器の花形たる戦車に比べると、いまひとつ馴染みの薄い「大砲(火砲)」とそれを運用する兵科「砲兵」。本書では、各種の火砲の概要を紹介するとともに、現代の砲兵戦術を解説、“戦場の王”“戦場の女神”とも称される大砲や砲兵の魅力をお伝えする。
目次
第1章 現代火砲の基礎知識
第2章 自走砲という兵器
第3章 牽引砲と装輪式自走砲
第4章 多連装ロケットシステム
第5章 東側で育ったもう一つのMLRS
第6章 迫撃砲は歩兵部隊とともに
第7章 野戦用コンピューター
第8章 105mm軽量榴弾砲
第9章 M198 155mm榴弾砲と空中投下システム
第10章 小さな「大砲」RPG‐7
第11章 対空砲兵 まだまだ生き残る対空「砲」
第12章 遅れて来た牽引砲FH70
第13章 消えゆく古豪M110A2 203mm自走りゅう弾砲
第14章 消え去りし遺物か?105mm級自走砲の存在価値
第15章 「空」に生き残る105mm榴弾砲AC‐130
第16章 刺し穿つ死の槍「ジャヴェリン」
第17章 老兵はいまだ消えず。ウクライナ戦争と牽引砲
第18章 長引くウクライナ戦争下の砲兵戦
第19章 自走砲の未来とクルセーダー計画
第20章 最新の誘導砲弾と伝統的な通常砲弾
第21章 「砲兵」から見たウクライナ戦争
著者等紹介
古峰文三[コミネブンゾウ]
「ミリタリー・クラシックス」(イカロス出版)、「歴史群像」(ワン・パブリッシング)などで兵器開発史について執筆、原資料の探索を基に工業的視点から従来にない解説を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nizi
好古
金吾庄左ェ門
Rieko Ito