出版社内容情報
首都圏の鉄道路線というと、山手線や中央線という中核路線のほかには郊外に延びる私鉄路線などが目に留まります。
ただ、そうした中で異彩を放つ武蔵野線は、首都圏で暮らしているならば誰もが一度は気にしたことがある路線でしょう。
しかし、全区間乗ったことがある人はほとんどおらず、他のところはどんなところだろうと気にしている人も少なくないはずです。
また、同時に貨物路線としていまも多くの貨物駅を抱え、他路線への連絡線が各所に設けられていて甲種輸送が行われているなど、鉄道ファンに とっても注目すべき点の多い路線であることは論を俟ちません。
武蔵野線全体はもとより、各駅についても実際に乗車・訪問することによる詳細な現状ルポを交えつつ、武蔵野線の効果的な利用方法をも提示す ることで、首都圏の鉄道ファン、鉄道ユーザーの琴線をくすぐることは間違いないでしょう。
内容説明
東京郊外を一周する“つかみどころのない”路線のすべてを解き明かす!!
目次
第1章 武蔵野線の旅Part1 府中本町~東川口(府中の町の勝手口―府中本町駅;幻の東京競馬場前駅と下河原線 ほか)
第2章 武蔵野線の旅Part2 南越谷~西船橋(武蔵野線と東武の電車;阿波踊りはただの町おこしにあらず―南越谷 ほか)
第3章 武蔵野線ヒストリー(環状路線考;埼玉県が熱望した「玉葉線」 ほか)
第4章 貨物のための武蔵野線(武蔵野線の“象徴”武蔵野南線;武蔵野線開業前の貨物事情 ほか)
著者等紹介
鼠入昌史[ソイリマサシ]
1981年東京都生まれ。文春オンラインや東洋経済オンラインをはじめ、週刊誌・月刊誌・ニュースサイトなどに様々なジャンルの記事を書きつつ、鉄道関係の取材・執筆も行っている。阪神タイガースファンだが好きな私鉄は西武鉄道(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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